全員が戴冠者またはタイトル経験者。3冠の渡辺を含めれば、全8タイトル保持者が集結した。前期の7番勝負で渡辺にフルセットの末、惜敗した広瀬を筆頭に現役竜王の豊島、今をときめく藤井2冠に永世7冠資格保持者のレジェンド羽生。シードの4人だけでも十分に濃いメンバーだ。  加えて予選からの勝ち上がり3枠には叡王、王座の2冠を保持する「軍曹」永瀬、名人位連続3期獲得を誇る「貴族」佐藤、そして藤井とタイトル戦を戦ったばかりの「千駄ケ谷の受け師」木村。史上空前とも言うべき豪華な7人が待ったなしの総当たり戦を繰り広げる。21対局すべてが天王山だ。